個展の機会が突然やってきた…
写真を仕事にして数年。
自分の個展を開催するなんてまだまだ…
と思っていたところ、
ふと個展開催のお誘いをいただきました。
協力者のおかげでいただいたチャンス。
自分だけでは到底できない、ビッグチャンス。
前向きにチャレンジしてみることにしました。
やれることはやったけれど、不安でいっぱい
作品の準備、フライヤーの作成、会場の段取りなど、
通常の仕事と並行しながら時間を捻出して必死で準備しました。
一人では力不足だと気が付き、
フライヤーの作成、関係者へのご案内、メディアへのPRは
協力できる人にお願いしました。
人にお願いすることに慣れていなかったので、実は不安でした。
お願いした方たちはとても協力的で、
一人で抱え込まずに頼めてよかった!と自信になりました。
とはいえ、やれることはやったつもりだれど、
開催日が近づくと不安でいっぱい。
私の作品を見に、わざわざ来てくれる人なんていないかも…
せっかく作ったポストカード、大量に売れ残りになっちゃうかも…
来場者から思いがけない質問がたくさん!
個展がスタートすると、その悩みは吹っ飛びました。(笑)
会期前に断られた個展告知の新聞掲載、
会期中に掲載が決まったのです。
新聞でお知らせできれば、個展としても箔が付きます。
通りがかりに立ち寄ってくださる方に、
「どうやって撮っているの?」
「撮影するときモデルさんにどう声を掛けているの?」
「この機種でこんなにくっきりとラインが出せるなんてなんて、すごいわね」
と声を掛けてもらえました。
お褒めの言葉はもちろん、
興味をもってフォトグラファーとしての私に質問されて、
いつも心がけていることをお伝えしました。
最終日には、「新聞のお知らせで知って、訪ねてみたの」というご婦人も。
「先生に撮り方を相談したくて来たのよ」と
趣味で写真を楽しまれている方に話し掛けられ、
撮影のタイミングやポーズの話を詳しくアドバイスできました。
私のことを「先生」って呼ばれるなんて、くすぐったい経験でした。
うれしそうに帰っていく姿をお見送りして、ほっとしました。
個展なんて…と思っていたけれど、
開催してしまうと私を一人のフォトグラファーとして接してもらえて、
様々なアドバイスもいただけて、自信になりました。
次の個展開催と新しい企画にむけて、さっそく準備をスタートしています!
▶︎ 2018年1月 東京より開講
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